二次会代行業者から聞いた結婚式二次会幹事の成功の秘訣とよくある落とし穴

ここでは、二次会代行業者に聞いた結婚式二次会幹事の成功の秘訣とよくある落とし穴についてお話します。
二次会の幹事は、人生の中で、そう何度も依頼されるものではありません。
そのため、幹事を依頼された方は大抵、ゼロからのスタートになると思います。
情報収集しながら、手探りで進めていくことになるため、不安を感じる方は少なくないのではないでしょうか。実際に、私自身初めて二次会の幹事を引き受けたときには、もう不安でいっぱいでした。
目一杯プレッシャーを感じていましたし、パーティーが終わるまでずっと、「これでいいのかな」「何かモレていることはないかな」と、不安な気持ちは消えることがありませんでした。
どうにかこうにか無事に終えることができましたが、その後も、何故か、立て続けに複数の友人から幹事を依頼され、幹事の修行のような期間がありました(笑)その修行期間のなかで、ひょんなことから、二次会代行業者の方とお話する機会があり、「私が抱えていた不安をすっかり解消してくれる目から鱗なお話」を伺うことができました!
プロから聞いたそのお話に、素人ながら幹事という役目を何度か乗り越えてきた私自身の経験を合わせて、「二次会幹事代行の成功の秘訣と落とし穴」としてまとめてみました!幹事を任された方はもちろん、二次会の幹事をプロに任せるか迷っている方も、参考にしてもらえればと思います。

 

(目次)
・二次会代行業者に聞いた結婚式二次会幹事の成功の秘訣はポイントを押さえた打ち合わせと準備!
・二次会代行業者に聞いた結婚式二次会の幹事のよくある落とし穴
・二次会を確実に成功させるのならばプロである幹事代行業者に頼むのがお勧め!
・まとめ

 

二次会代行業者に聞いた結婚式二次会幹事の成功の秘訣はポイントを押さえた打ち合わせと準備!

二次会代行業者に聞いた結婚式二次会幹事の成功の秘訣は、ズバリ「ポイントを押さえた打ち合わせ」と「準備」にあります!ここを押さえておけば、基本的にはOKです!それぞれの押さえるべきポイントについて、お話していきます。

 

成功の秘訣「ポイントを押えた打ち合わせ」

成功の秘訣1つ目は、「ポイントを押えた打ち合わせ」です!詳細をお話していく前に、まず初めに、念頭においていただきたいことがあります。それは、「打ち合わせとは、何かを決める場である」ということです!打ち合わせの目的は、「特定のテーマについて話すこと」ではなく、「決めること」なのです。この意識を持つことが、とても大切になります!そのため、打ち合わせにおける幹事の役割としては、「決めるべき項目を、新郎新婦に決めてもらうこと」と考えましょう。
「ポイントを押えた打ち合わせ」には、大きく3つのステップがあります。ステップ1「大枠を決める」→ステップ2「会場を決める」→ステップ3「詳細を決める」という順番に従って、打ち合わせを進めていきます。

 

まず初めに、二次会の大枠を決める!

まず初めに、二次会の大枠を決めていきます。ここで決める内容は、パーティーの前提条件となる重要な部分なので、1つずつ確実に、確認しながら進めていきます。

開催日時

二次会は一般的に、結婚式と同じ日に行います。二次会の開宴時間は、披露宴の送賓完了後、1時間半〜2時間程度空けて設定することが多いようです。しかしながら、式場によってプログラムの内容や時間配分が異なるため、新郎新婦から式場のプランナーに相談を入れながら決めていきましょう。披露宴の時間が押してしまう可能性を考慮し、少し余裕を持った設定にしておく方が良いと思います。

開催場所

二次会の開催場所は、結婚式場でそのまま行うパターンと、別会場で行うパターンがあります。結婚式場で行うか、別の会場で行うか、新郎新婦の意向を確認しましょう。別会場で行うパターンの場合、何か事情がない限りは、移動の負担を考慮し、結婚式場からアクセスの良いエリアを選ぶようにしてください。

参加予定人数

一般的に、二次会は友人を招いて開催することが多いですが、決まったルールはありません。親族や職場関係の方を呼んでもOKです。誰に声をかけるか新郎新婦に決めてもらい、予定人数を算出します。
二次会に呼ぶ方と新郎新婦の関係性を確認する 
友人のみので開催するパーティーと、親族や会社関係の方も参加するパーティーでは、思い描くスタイルが変わってくるかもしれません。カジュアルなパーティーにしたいのか、少しフォーマルにして引き締めたパーティーにしたいのか、新郎新婦のイメージを確認して、すり合わせをしていきます。

披露宴から続けて参加するゲストの比率を確認する 

披露宴から続けて二次会に参加するゲストが、どのくらいいるか確認します。披露宴から続けて参加される方は、二次会の時間にはまだそこまでお腹が空いていない可能性があります。料理のグレードや、量を決める際の参考にします。

席のスタイル

席のスタイルを確認します。立食形式や着席形式など、新郎新婦のイメージをヒアリングします。基本は立食で、ゲストが疲れたときに座れる椅子をいくつかフロアに並べておく半立食という形式も人気があります。東京都内でのパーティーは立食や半立食形式が主流となりますが、地方でのパーティーの場合は、着席形式が主流となります。いずれの場合でも、新郎新婦の高砂席を用意をします。

予算

新郎新婦の自己負担可能額と、ゲスト会費の目安金額を確認しておきます。

その他何かイメージがあれば確認する

何か特別なイメージや希望がないか、確認をします。例えば、「絶対にやってほしい余興がある!」「指定の会場がある!」「海が見える場所が良い!」等、二次会開催における特別な何かがあれば、それを中心に、この後の打ち合わせを進めていく形になります。

 

大枠の内容を踏まえ、会場を決める!

大枠の内容を踏まえ、次は、会場を決めていきましょう。会場を選ぶにあたり、確認すべき項目をまとめました。それぞれの項目を確認し、会場を決定します!

大枠の条件に合致しているか 

まず、大枠の条件に合致する会場を探して、候補に挙げていきます。すべての条件が合致しなくても、気になる会場があれば、候補に加えていくと良いと思います。譲れるポイントがないか、検討してみてください。

会場の雰囲気

会場の雰囲気や内外装が、新郎新婦の好みか確認します。その会場で、自分たちが二次会を開催しているイメージを持てるでしょうか。インターネットで写真などを確認しても良く分からない場合には、実際に、見学をしてみると良いと思います。

駅からの距離

駅からの距離を確認します。大きな駅の場合は、駅構内での移動時間も考慮します。距離が近いほど、ゲストの移動時の負担が減り、特に、ヒールを履く女性ゲストに有難がられると思います。

最低保証料金(人数)

最低保証料金(人数)を確認します。最低保証料金(人数)は、会場やフロアを貸切るにあたって、越えなければいけない金額(人数)となります。参加人数が予定よりも少なくなる可能性を考慮し、余裕を持っておいた方が良いと思います。

最大収容人数

人数が増えた場合に、どこまで対応できるか確認しておきます。最大収容人数ぎりぎりでの開催となると、スペース的な余裕がほぼなくなってしまうため、余裕を見ておきたいところです。

二次会開催の実績

二次会開催の実績がどの程度ある会場か確認します。実績がない、もしくは数回のみの場合には、会場との打ち合わせを入念に行う必要が出てきます。

キャンセル料金

万が一のことを考え、キャンセル料金を確認しておきます。延期となった場合の対応も併せて確認をしておきましょう。

コース内容と料金

パーティー用コースの内容と料金を確認します。もし、ゲストのほとんどが披露宴から続けて参加する予定であれば、料理が余ってしまう可能性もあるため、料理の量を減らす代わりに質を上げてもらう相談をしてみても良いもしれません。また、飲食代金の他に、料金がかかるものがないか確認します。会場使用料や機材使用料などが必要な場合があります。

料理の提供方法 

料理の提供方法について確認します。二次会はブッフェ形式や大皿形式が多いですが、その会場ではどういった対応が可能か確認をしておきます。フルコースという選択肢もありますが、ブッフェや大皿と比較して、料金はグッと上がります。

ウェディングケーキ

ウェディングケーキの用意が可能か、また料金がいくらになるかを確認します。ウェディングケーキが、コースに含まれている場合もあります。もし、ウェディングケーキを持ち込みたい場合には、持込みの可否と、可能な場合の持込み料金を確認しておきましょう。

貸切時間

貸切時間を確認しておきます。パーティー2時間 + 受付30分設定の会場が多いです。その他に、準備や片付けの時間も必要となるため、幹事の入り時間から完全撤収時間まで、3時間〜3時間半程度は確保したいところです。

会場レイアウト

会場のレイアウトを確認します。レイアウト図面があればベストです。死角が生まれないか、ゲームや余興のスペース等を作れるか、高砂の位置はどの辺りになるか確認しておきます。

控室

控室の有無を確認します。もしある場合は、利用可能時間を確認します。控室がない会場の場合は、新郎新婦の着替え場所を作れるか確認しておくと良いでしょう。

クローク

クロークの有無を確認します。専用のスペースがない場合でも、フロアにスペース的な余裕があれば、どこか一角を、クローク場所としてレイアウトを組んでもらうことが可能です。

入退場時の動線

入退場時の動線を確認します。入口以外に、控室からの入退場が可能か確認してきましょう。

設備
 

会場の設備を確認します。マイク、プロジェクター、スクリーン、DVD(Blu-ray)プレーヤー、BGM再生機器、ビンゴマシン、ブーケスタンド、イーゼル、プチギフトを入れるカゴやゲームの景品を隠せる布など、それぞれ用意があるか確認します。

著作権

著作権について確認します。何か取り決めがある場合には、それに従う必要があります。

喫煙

喫煙の可否と、喫煙場所について確認します。全面喫煙可能な場合でも、喫煙スペースを設けて分煙とすることをオススメします。

 

会場が決まったら、パーティーの詳細を決める!

さて、会場が決まったら、いよいよパーティーの詳細について、打ち合わせを進めていきます!

当日の新郎新婦の入り時間

新郎新婦の入り時間を決めておきます。基本的には、開宴直前に到着するイメージでOKです。

当日の新郎新婦の交通手段

当日の新郎新婦の交通手段を決めておきます。二次会会場が移動を伴う場合には、タクシーでの移動が一般的です。

開宴までの新郎新婦の待機場所

開宴までの新郎新婦の待機場所を決めておきます。結婚式場で二次会を行う場合は、基本的に控室で待機することになります。別会場で行う場合には、タクシーの中で待つという方法もあります。

二次会の衣装

二次会の衣装を考えます。二次会の衣装について、詳しくまとめた記事がありますので、気になる方はこちらから確認してください→(「結婚式二次会はどんな服装で行くべき」記事のリンク)

新郎新婦の着替え

新郎新婦の着替えの有無を確認します。着替えが必要な場合には、着替え場所を確保できるか確認します。

ゲームの内容

二次会では、ゲストに楽しんでもらうために、ゲームを行なう事が多いです。二次会のゲームについて、詳しく知りたい方は、こちらの記事をどうぞ→(「結婚式二次会の盛り上がるゲーム」記事のリンク)

ゲームに必要な備品

ゲームに必要な備品を洗い出します。ビンゴマシン等は、会場に用意のある可能性があります。

ゲームの景品

ゲームの景品を考えます。景品の内容やいくつ用意するかを決めていきましょう。景品は、男性女性どちらに当たっても喜ばれるものがベターです。ゲスト全員分用意する必要はありません。(もし全員分用意してしまうと、ゲームが間延びしてしまいます。)また、景品を誰が用意するか決めておきましょう。

司会者

当日の司会者を決めます。司会者には進行内容を頭に入れておいてもらう必要があるため、可能であれば打ち合わせに参加してもらいましょう。

受付担当者

受付担当者を決めます。ゲストの人数にもよりますが、少なくとも2人以上は必要です。預かった会費やご祝儀など、お金の管理を行う責任者を決めておくと事故が減ります。

音響担当者

音響担当者を決めます。音響担当者には、進行内容を共有しておきましょう。

写真撮影・動画撮影

あらかじめ、何名かの友人に、撮影した写真や動画の共有をお願いしておくと良いと思います。写真や動画をしっかりと残しておきたい場合は、プロのカメラマンへの依頼を検討します。

入退場時のアテンド対応者

入退場時のアテンド対応者を決めます。会場スタッフで対応可能な場合は、お任せしてOKです。動線が直線で短い場合には、アテンドなしでも良いですが、マイクの受け渡しや、ドレスの裾のフォローなど、傍にてサポートする人は必要です。

乾杯の発声者

乾杯の発声者を決めます。事前にお願いしておくと当日がスムーズです。

ウェルカムスピーチ

ウェルカムスピーチをする人を決めておきます。新郎か新婦片方のみでも良いですし、二人で行ってもOKです。スピーチが苦手だと感じる人は、話す内容を予め決めておいても良いでしょう。

謝辞

謝辞をする人を決めておきます。感謝の気持ちを伝えましょう。

余興

余興の有無を確認します。余興がある場合、リハーサルが必要か余興者に確認をしましょう。また、余興者には、当日少し早めに来てもらい、準備や位置確認をお願いします。

サプライズ

サプライズの有無を確認します。もしサプライズがある場合には、ばれないよう、慎重に準備を進めます!会場の協力が必要な場合には、相談する際に、誰に対してのサプライズであるかを、必ず伝えておきましょう。

BGM

二次会のBGMを決めます。好きな曲をプレイリストにまとめて流しっぱなしにしても良いですし、「入場曲」「歓談中のBGM」「退場曲」など、進行内容に併せて切り替えてもOKです。BGMをうまく切り替えていけば、より効果的な演出になりますが、あまり細かく設定しすぎると、音響担当者がつきっきりで対応する必要が出てきます。BGMと再生機器を誰が用意するかも、決めておきます。

演出用ムービー

演出用ムービー(プロフィールムービーやオープニングムービー)の有無を確認します。ある場合は、当日放映するタイミングと、放映前の司会者のアナウンス内容を決めておきます。ムービーは、できるだけ事前に動作確認をしておきましょう。会場の設備との相性によって、再生できない可能性があるためです。

ゲストへの招待状

ゲストへの招待状の出し方を決めます。二次会の招待状は、手紙ではなく、メール・LINEを使って送る形が主流です。招待状アプリなどを使うと、その後の管理がやりやすくなります。

ファーストバイト

ファーストバイトを行うか決めます。二次会でのファーストバイトは、披露宴でファーストバイトを行わない場合や、二次会から新しく参加するゲストが多い場合などに、行うことが多い演出となります。

ファーストバイトのアテンドと備品

ファーストバイトを行う場合、アテンドが必要になります。会場スタッフでのアテンド対応が可能か、確認をしておきます。対応不可の場合、誰がアテンドするか決めておきます。初めてアテンドする場合には、簡単に練習をしておくと良いと思います。また、ケーキ入刀用ナイフやビッグスプーンが会場にあるか確認します。

ウェルカムボードやウェルカムグッズ等の装飾品

ウェルカムボードやウェルカムグッズ等、装飾品の有無を確認しておきます。結婚式で使用したものを流用する形でOKです。

装花・ブーケ・ブートニア

装花、ブーケ、ブートニアの有無を確認します。二次会用に新しく準備する必要はないので、結婚式で使用したものを一部流用することをオススメします。持ち出しが可能か結婚式場に確認をしてください。また、パーティー後に装花を持ち帰るか、破棄するかを決めておきます。破棄する場合には、会場にお願いできるか確認しておきます。

装飾品や装花の設置

装飾品や装花がある場合には、当日誰が設置するか決めておきます。設置担当者は、受付時間よりも早く会場入りして、準備をします。

お見送りギフト(プチギフト)

お見送りギフトの有無と、ある場合には内容を確認します。当日急遽人数が増える可能性や、破損などを考慮して、少し多めに用意しておいた方が良いと思います。お見送りギフトは、事前に会場に送っておき、準備時間の間に、配る用のカゴなどに入れておきます。

荷物の搬入

荷物の搬入のタイミングについて、事前に決めておきます。不測の事態に備えて、当日はではなく、できるだけ事前に搬入しておいた方が良いです。誰が何の荷物をいつ持ち込むか決めておき、リストを作成しておきましょう。

荷物の持ち帰り

閉宴後、荷物を自分達で持ち帰る他に、郵送するという選択肢もあります。会場にて、集荷対応が可能ならお願いし、不可であればコンビニ等に持ち込みます。

進行表の作成

それぞれ決まった内容をまとめて、進行表を作成します。完成した進行表は、関係者と会場スタッフに共有します。

 

成功の秘訣は準備

成功の秘訣の2つ目は、「準備」です。どれだけ緻密に準備できるかが、当日の成果を左右します。準備における幹事の役割としては、「準備モレが出ないように、管理すること」になります。二次会開催にあたって準備するべきものについて、「自分たちで用意する必要があるもの」「会場で用意できる可能性があるもの」に分けてお話していきます。

 

自分たちで用意する必要があるもの

まず、「基本的に自分たちで用意する必要があるもの」を洗い出していきます。

ゲームの景品

冷蔵・冷凍品や、大きいもの、重いもの等、持ち帰りが難しい景品は、目録を用意して、後日郵送する形にします。当日持ち帰ってもらう景品は、持ち帰り用の袋を用意しておきます。

ゲームの備品

もし、イメージに近い市販品が見つからない場合、手作りしてもOKです。

ウェルカムボードやウェルカムグッズ等の装飾品

結婚式で使用したものを流用してもOKです。

装花・ブーケ・ブートニア

こちらも、結婚式で使用したものを流用してもOKです。

お見送りギフト(プチギフト)

少し多めに用意をしておきます。インターネットなどで購入し、会場に直接郵送しておくと楽です。

席札・席次表

着席(指定席)形式の場合のみ、必要です。名前を間違えないように注意が必要です。

名簿

受付に使う名簿です。検索しやすいように、フリガナをふって、あいうえお順に並べておきましょう。

ペン

受付時に使います。

お釣り

受付時に必要になります。会場に両替をお願いすると迷惑になりますので、事前に銀行などで両替をしておきましょう。

お金を保管する場所

会費などを保管しておく場所を用意します。金庫に入れて放置するのではなく、小さなポーチなどに入れて、責任者が肌身離さず持っておく形がオススメです。

電卓

集めた会費の集計時などに使います。スマホで代用してもOKです。

BGMと再生機器

BGMと再生機器を用意します。会場のスピーカーに繋ぐ場合は、接続端子を確認しておきましょう。

演出用ムービー

事前動作確認のために、会場に予め預けておく形がオススメです。

カメラ

必要に応じて用意します。

チェキ(フィルム、カラーペン、アルバム)

チェキとは、撮った写真をその場ですぐに現像できるインスタントカメラです。当日撮影した写真に、新郎新婦へのメッセージを書き込んで渡すと喜ばれます。フィルムとメッセージ用のカラーペン、写真を収納するアルバムも用意します。

余興に必要な物

必要に応じて用意します。

サプライズに必要なもの

必要に応じて用意します。

アイテムリスト

準備するべきものをまとめたリストを作成しておきます。何を、誰が、いつ、どのように用意するかを一覧し、完了したモノにはチェックを入れていきます。

 

会場に用意のある可能性があるもの

次に、会場に用意のある可能性があるものについて、お話していきます。会場に用意のあるものは、使わせてもらいましょう。

イーゼル

ウェルカムボードを立て掛けるイーゼルです。サイズが合うか確認をしておきましょう。もしサイズが合わない場合には、椅子などに立て掛ける形でもOKです。

ビンゴマシン

ビンゴマシンはあっても、ビンゴカードを自分たちで用意する必要があるかもしれません。

景品を隠す布

ゲームが始まるまで、ゲームの景品に被せておく大きめの布です。

お見送りギフトを入れるカゴ

お見送りギフトを入れるカゴです。ギフトの内容によっては、机などに並べてもOKです。

ブーケスタンド

もしない場合には、高砂においておきます。

チェキ

チェキ本体は、会場に用意のある可能性があります。その場合でも、フィルムは持込む必要があります。

有線

受付中やお見送り時のBGMは、会場の有線でもOKです。

映像再生機器(プレーヤー、プロジェクター、スクリーン等)

プロジェクターやスクリーンは、多くの会場に用意がありますが、プレーヤーは持込みが必要な場合があります。PC等を持ち込んで、会場のプロジェクターに接続をするため、接続端子を確認しておきましょう。

ケーキ入刀用ナイフ、ビッグスプーン

ナイフは、料理用のナイフにリボンを巻いて代用することもできます。スプーンは、料理用のもので代用してもOKです。

 

その他に押さえるべき成功の秘訣のポイント

ここまで、成功の秘訣として「ポイントを押えた打ち合わせ」「準備」について、お話してきました。この2つを押さえておけば、基本的にOKですが、成功をより確実なものにするために、他に押さえておくべきポイントについて少しお話させてください。

新郎新婦への「ホウ・レン・ソウ」の徹底が重要

幹事の基本の心がけとして、新郎新婦への「ホウ・レン・ソウ」の徹底が大切になります。ホウ・レン・ソウとは、報告・連絡・相談のこと。パーティーの主役はあくまで新郎新婦であり、幹事はサポート役に過ぎません。そのため、新郎新婦へのホウ・レン・ソウの徹底を心がけます。新郎新婦がいないシーンで何かあった場合は、些細なことでもメモしておきます。伝える手段としては、電話ではなくメールやLINEを使うと、履歴が残るため便利です。

新郎新婦のやりたいことを、客観的な目線でみる

新郎新婦のやりたいことを、客観的な目線でみることが大切になります。新郎新婦のやりたいことは、できる限り実行したいところではありますが、内容によっては行わない方が良い場合もあります。例えば、新郎新婦から、2種類のゲームと、余興と、ファーストバイトと、シャンパンタワーを行いたい!という要望があったとします。もし、それらを全て実行した場合には、歓談時間がほとんどないパーティーになってしまいます。歓談時間の確保は、二次会において大変重要で、ゲストの満足度に直結する部分となります。新郎新婦からたくさんのプログラムの要望があった場合、ほとんどは「ゲストに楽しんで欲しい」「満足してほしい」という気持ちから生じたものです。しかしそれが、逆効果になってしまう可能性があるのです。そのため、幹事は客観的な目線を持つことが大切です。新郎新婦のやりたいことが複数ある場合、優先順位を決めて、全体のバランスを考えます。

幹事と新郎新婦の役割分担を明確に

幹事と新郎新婦の役割分担を明確にしておきましょう。打ち合わせの際にありがちなのが、内容は決まっても、誰が対応するのか曖昧な状態で終わってしまうことです。「あれ、それって誰がやるんだっけ?」とならないように、打ち合わせの際に、内容だけではなく、誰が対応するかを明確に決めておきましょう。また、役割を決める際には、複雑にし過ぎないことが大切です。できるだけ、分かりやすく役割分担することを心がけます。例えば、「ゲームに関する備品は、幹事が全て用意する」などのように、大きく役割分担をすれば、分かりやすいです。決めた役割は、議事録を残しておく方が良いです。

予算管理をあなどると、思わぬ出費に繋がることも・・・!

予算管理はしっかりと行いましょう。お金の話をすることに抵抗を感じる方もいるかと思いますが、予算管理を雑にしてしまうと、思わぬ出費に繋がる可能性があります。自己負担額の上限を決め、予算内に収まる様、簡単なもので良いので、帳簿をつけていきましょう。

打ち合わせする日や、準備の期日をあらかじめ決めておく

打ち合わせ日程や、準備の期日を、予め決めておきましょう。何となくで進めていくと、日が近くなってから、バタバタしてしまうことになるかもしれません。特に、打ち合わせ日程は、関係者全員の予定を合わす必要があるため、最初に決めておきましょう。

 

二次会代行業者に聞いた結婚式二次会の幹事のよくある落とし穴

ここでは、結婚式二次会幹事の「よくある落とし穴」についてお話していきます。私が、過去実際に失敗した経験と、結婚式二次会のプロプランナーから聞いた、よくある失敗例をまとめてみました。事前に知っておくことで、その落とし穴に落ちる確率を大きく下げることができます。是非とも、目を通しておいてください。

「久しぶりに会ったのに、ゆっくり話せなかった・・・。」

二次会の進行内容に、やりたいことを詰め込み過ぎて、歓談時間が取れなかったケースです。二次会で、久しぶりに会えたという人も出てくると思います。それなのに、二次会中、常に何かが催されていて、全然お話できなかったとなると、寂しいものです。久しぶりに会った友人と、ゆっくりお話をする場を設けるために、歓談時間はしっかりと確保しましょう。

「会場に設備がない・・・。」

あると思っていた会場設備がなくて、当日、やりたかった演出ができないというケースです。大抵の場合、確認ミスから生じます。例えば、プロジェクターとスクリーンの用意があると聞いていたため、当然、プレーヤーもあると思い込んでいたけれど、プレーヤーは持込みが必要であった、など事前にしっかりと確認しておけば、防げることが多いです。「ダメだったならば、また次回」ができないのがウェディングです。後悔しないために、思い込みをせずに、確認を確実に行います。

「細かな備品が用意されていない・・・。」

細かな備品がなくて、当日、焦ってしまうケースです。例えば、チェキにメッセージを書き込むペンや、景品を持ち帰ってもらうための袋等、細かい備品は忘れがちになります。アイテムリストを作成する事で、準備モレを防ぐことができます。また、会場にある備品は、事前に確認をした上で、積極的に使わせてもらいましょう。

「受付対応のお釣りが足りない・・・。」

受付用のお釣りが途中で足りなくなってしまうケースです。過剰に用意する必要はありませんが、お釣りは少し多めに用意しておいた方が良いです。当日の受付対応中に、お釣りが足りなくなりそうになった場合には、「お釣りのないように出してもらえれば助かります」と、ゲストにお声かけしましょう。

「会場の最低保証人数に届かない・・・。」

会場の最低保証人数に届かず、出費がかさんでしまうケースです。予定よりも人数が集まらない可能性というものは、誰にでもあり得ますので、会場を選ぶ際には、最低保証に注意してください。もし、超えることが難しそうだと感じた場合には、会場に1度相談してみましょう。

「ゲストのドタキャンで思った以上に持ち出しが・・・!」

当日の急な人数減によって、持ち出し金額が増えてしまうケースです。結婚式と違い二次会は、当日人数が増減する可能性が高いです。不安がある場合は、会場への予約人数を少し低めに設定しておき、当日増員があるかもしれないことをお話しておきます。

「打ち合わせするタイミングが合わない!」

打ち合わせのタイミングが合わず、十分な打ち合わせができずに当日を迎えてしまうケースです。突発的な予定変更はしかたありませんが、打ち合わせの予定をあらかじめ組んでおくことで、ある程度防ぐことができます。

「時間が足りない!」

パーティーの日が近くなってから、「時間が足りない!」と焦ってしまうケースです。あらかじめスケジュールを組んでおき、余裕をもった期日を定めておくことで、防ぐことができます。

「当日、荷物の搬入が遅れバタバタ・・・。」

当日、不測の事態により荷物の搬入が遅れ、準備が進まずバタついてしまうケースです。披露宴が押してしまう可能性や、当日の交通状況等によって、どうしてもこういった可能性は出てきます。可能な限り、当日の荷物の搬入は避けて、前日までに持ち込むようにしましょう。

二次会を確実に成功させるのならばプロである幹事代行業者に頼むのがお勧め!

結婚式二次会幹事の成功の秘訣とよくある落とし穴について、ここまでいろいろとお話してきました。二次会を確実に成功させたいのならば、二次会代行のプロである幹事代行業者に頼むのもアリです。今まで、何度か幹事を経験してきましたが、正直、二次会の幹事は、とーっても大変です!今までどうにかやり遂げてきましたが、思い返してみると、たまたまうまくいっただけだったなぁと感じる部分も多いです。また、「新郎新婦と幹事」という関係性を通じて、今まで以上に友情の絆が深まれば最高ですが、溝ができてしまうこともあります・・・。そういったことを考えると、少し費用をかけてでも、その道のプロに頼むという選択肢はアリだと思います!

まとめ

本記事は結婚式二次会を成功させるためのポイントを二次会代行業者に聞いてまとめたものになります。結婚式の二次会は、色々ある人生のなかでも、特に記憶に残る大切なイベントです。だからこそ、何としても失敗は避けたいもの。ここまで読んでくださった方は、そのことを十分に理解されて、どうにか成功させたいと感じている方だと思います。この記事が、少しでも、そういった方のお役にたてればうれしいです!素敵なパーティーになることを祈って。

 

情報提供元:2次会ジェンヌヴェルニウェディング2次会本舗宴索

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